『「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方 (Japanese Edition)』(松本 利明著)

この本を読んだ目的:自身のキャリア、将来に不安をもち転職を考えた。
結論:
・客観的に自分、キャリア、スキルを育て市場価値を上げる
・会社に依存しないで、ポータブルな仕事力を育てる
気づき:
・スキルと一言で言っても要素分解すると3つに分けられる、特に専門性は状況次第で求められるものが変化。自身のキャラクターを把握して、その上に汎用的なビジネススキル*をオンする。

(*)関心ごと(アマゾン欲しいものリスト)
・身につけたい専門性:コーチング、組織開発
・生きていくための知恵:起業、マーケティング、顧客基盤構築(ブログ、SNS)
・ポータブルスキル:論理的思考、抽象度、クリエイティブ思考(アート)、KPI、
・基礎力:文章力、資料作成
・その他関心があること、情報収集:転職、仕事内容

目次
1、転職の前提の変化
2、自分軸にあった市場を見極める
3、自分軸で売れるキャラを確立する
4、自分軸で市場を作れるようにする
5、自分軸で強くなる
6、自分軸で活躍する判断基準を身につける

  • スキルの3階建て構造
    1階:資質=自分に合っている*、変化しても対応して勝てるポテンシャル
    2階:ポータブルスキル PDCA、コミュニケーション、対人育成
    3階:専門性
    *自分に合っている資質の上で組み立てる
  • 資質を土俵に、ポータブルスキルを鍛え、資質にあった専門性を鍛え、必要に応じ取り替えていくのが、自分軸でキャリアを強くする根本思想になります。ゆえに専門性は自分軸の資質の上にあるもので入れ替えることがあることを前提に考えましょう。自分軸上にない専門性は必要になれば、その分野に詳しい専門性をもつ方の手を借りる、教えてもらうなど割り切るのも一考です。最小限の負荷で補えるように備えておくことが賢明です。
  • ポータブルスキルは会社の評価項目。定義こそ会社で共通するが特に日系企業では会社により到達レベルはバラバラ。よって、社内で通用しても社外では通用しないことがよくある=早く現実を知ることが大事

成長ステージとポータブルスキルの壁
>新入社員 想定外に慣れる、対応する、自ら動いて助けてもらう
>一人前 人を育てる 自分の仕事も楽になる
>業界へ発信 クリティカルシンキング(批判的思考 過去の前例に囚われずゼロベースで物事を考える)、言語設定、論理的思考
>業界を代表するオピニオンリーダー 未来を描く構想力、決断力
 課長:今起きている問題を解決する、部長:今を未来に繋げる、経営者:未来を描く
>スペシャリスト 年下からも学ぶ アンラーニング=素直さ

社外OJT=インプットでは身に付かない、アウトプットして習得する
・期間:3ヶ月〜6ヶ月
・リアルなPJワークあり
・講師が実務家

①垣根を越えた情報収集、②働き方、キャリアの選択肢が広がる

結果は正しい行動ではなく、正しい思考回路を手に入れないと出ない
>徹底的にモノマネをする
 何をパクればいいかというと思考回路の型

どんな人を真似るか
・その人がどんな時、どんな視点で、どう意思決定したのかがわかる資料があり共感できる人
・この人の脳みそを借りたいなと思える人
・毒舌、炎上キャラではない
例 孫正義(ビジョン)、ホリエモン(構想力)

「タニモク」=他人に目標を立ててもらう
利害関係のない人(=他人)で4人1組のチームとなり、1人(当事者)が自分の現状を他の3人に説明します。他の3人は自分がその人だったら何をするかを考えて目標を提案する、という30分のセッションをチームで回す

組織の中で転じる判断が必要になったら
評価された、認められたようにポジティブに感じさせることで転じる機会を封じる
条件が全て揃っているいい会社=なぜ人を募集しているんだろう?
卒業生、退職者=OBの集まりの有無 別れが綺麗
他社と比較して売りがない会社=仲間を強調 給料が安いし成長機会も微妙
 仲間というユデガエルの世界に足を突っ込まない
ずっと同じ求人が出ている
報酬は月収や賞与だけでなく、年金・退職金を含んだ報酬が本来の姿

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20210208 はじめてワードプレスをはじめました。

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